神戸 力樹Riki Kanbe
2020年入社/生駒店/メカニック
一つ年上の先輩が奈良スバルにいて、「来てみないか」と声をかけてくれたことがきっかけです。
「それだけで入社まで決めるの?」と思われるかもしれません。もともと乗り物が好きで、趣味でバイクいじりをしていたこともあったのですが、尊敬する身近な人が勧めてくれたことは、自分にとって一番力強い後押しとなりました。
高校を卒業し、資格も知識もなくて0スタート。ただ機械に興味があるだけで飛び込んでみた自動車整備士という世界は、ふたを開けてみるとすごく安心して働ける環境でした。
普段は入庫されたお客様のお車の点検がメインですね。最近、エンジン分解などを伴う重整備も少しずつ任せていただけるようになってきてはいますが、基本は半年ごとのセーフティチェック、一年ごとの法定十二カ月点検を行っております。初めて聞くような難しいご用命事項で、わからないことに関しては、先輩が的確に答えてくれますし、さらにその先のことまでしっかりと教えてくれるので、安心感をもって作業に臨むことができます。
お客様の財産であるお車を扱うにあたって心がけていることがあります。一つは、ミスをしないということ。どのような作業でも、一つのミスがお客様の安全を脅かす要因になるからです。自分の行う作業で、お客様の安全を守っているという思いで工具を握っています。もう一つは、作業時間を厳守すること。サービスの観点から、お客様をお待たせしないことを常に心がけています。スピードは重要ですが、もちろん安全に勝るものではありません。SUBARUの掲げる「0次安全」に似た発想で、「安全は0番!」という姿勢で点検・整備を行っています。
直近の出来事でいいますと、傷が付いてしまったホイールを交換したいというお客様がご来店されました。その方はクルマに対するこだわりが強く、メカニックの作業をいつも近くで見守られるお客様でした。重量のあるタイヤの交換は思いのほか危険な作業です。いつも緊張感を持っていますが、近くで見られるとなるとなおさらです。身が引き締まる思いで交換をしました。
そして無事に交換が終わったとき、お客様から「丁寧にやってくれてありがとう」と感謝のお言葉を直接いただきました。
クルマ好きの方に、自分の作業を認めてもらう嬉しさというものを肌で感じた瞬間でした。
仲間に誘われ釣りを始めました。
私を奈良スバルへ誘ってくれた先輩とよくドライブに行ったりします。整備士として、お互いのクルマを触りあったりすることもあって、やっぱり自分は機械が好きなんだなと思います。
最近、店舗の仲間に誘われて釣りを始めてみました。店舗内のみんなとは仲がいいので、気兼ねなく行けることが嬉しいですね。そういったプライベートでのつながりがあるからこそ、職場での強い連携が生まれているのかもしれません。
私は資格も知識もない状態で自動車整備士の道に進みました。ただ少し乗り物が好きで興味があっただけです。そんな私が入社三年目ながら重整備まで任せてもらえるまでになったのは、現場の先輩方が優しく指導してくれる環境があることと、入社後の研修がしっかりしているからです。
専門学校に行っていなくて、資格も知識もない…。そういったことはあまり気にせず、ちょっとでも整備の世界に興味があったら、一歩足を踏み出してみてください。安心して成長できる環境が、奈良スバルにはあります。
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