石田 大貴Hiroki Ishida
2020年入社/橿原店/セールス
父親が奈良スバルで契約したレヴォーグSTIスポーツ、それが私の初めてのSUBARUとの出会いでした。レヴォーグのハンドルを握るようになったのはまだ学生だった頃で、クルマの知識も少なくSUBARU車の走行性能や安全性能なども気にしていなかったのですが、走り出した瞬間から乗りやすく、「このクルマ、いいな」と感性に訴えかけるような感動をくれたのを覚えています。
所有者は父なのに、いつの間にか走行距離の半分以上を私が乗っていました。スポーツカーでもないステーションワゴンが走りの愉しさを教えてくれて、「車は移動手段」という考えをがらりと変えてくれました。
「自分の興味があるものを人に提案する仕事」を軸に就職活動を進めていました。昔からクルマ全般に興味があって、その中でスバルのセールスになってみようと考えたのは、父親のレヴォーグが存在として大きかったですね。
SUBARUはユーザーに「もっと乗りたい」と思わせるクルマづくりをしています。入社後の研修で時間をさかのぼって、そのことをレヴォーグから教えてもらいました。乗っていて安全で楽しくなるようなクルマを、自信をもってお客様に提案できる点を魅力に感じ、多数ある自動車ディーラーの中でもSUBARUを選びました。
セールスは話し上手じゃないと務まらないというイメージを持っていたのですが、そうではありませんでした。お客様のご要望を伺い、ニーズを把握することが一番大切だと教えてもらいました。人と話すことに苦手意識があって、他のセールスと比べるとやや引き気味だと感じる部分もありますが、私の場合は、まずお客様のお話にしっかりと耳を傾けることを意識してやっています。
上司からもらったアドバイスで「逆にお客様から声をかけてもらえるように仕向けてみるのはどう?」というものがありました。商談の際は、ひたすらお話を聞き、後日お礼のメール・お手紙にお伺いした内容を書くというものです。そうすることで、お客様からお礼のお電話をいただけることもありますし、こちらからフォローのお電話を差し上げる際も「お手紙は届きましたか」と、営業電話にならないスタイルで進めることができます。人生で家に次ぐ大きな買い物をするのに、「決めていただけましたか?」なんて言いたくないですし、私も言われたら嫌です。双方が気持ちよく進められるように、自分なりのスタイルを模索しています。
YouTubeの動画作成を担当しています。反響があったりすると面白いですね。もっと多くの方に見て頂けるよう試行錯誤しながら取組んでいます。
入社後は様々な研修を受けます。ビジネスマナーや接遇の勉強から始まり、サービス工場でメカニックの方と上手な連携を取るための工場研修も受けます。もちろん、クルマの知識を取得する研修や走行会にも参加しました。
今の店舗への配属が決まる前、ちょうど新型レヴォーグの先行予約が開始されました。新型車は全員が同じスタートラインに立てます。先輩方は新型車の発売をチャンスと捉え、研修中の店舗で18時から30分、毎日特別研修を行ってくれました。商品マイスターと呼ばれるチーフセールスの方がマニュアルからクイズ形式で進めてくれたおかげで楽しく、そして全員が成長できる「学びやすい環境」を作ってくださいました。そんなこともあり、レヴォーグだけは誰よりも詳しくなろうという前向きな気持ちで研修に臨めました。
セールス・サービス全体で連絡事項を共有します。
セールス同士でスケジュールの確認を行い、提案内容等をまとめます。
お客様の受付(点検等)、電話対応、新車のご納車を行います。
ご来店のお客様対応、申請書類の作成を行います。
交代制で15分休憩
次の日の納車準備を進めます。
明日ご来店予定のお客様の確認、夕礼を行います。
お疲れ様でした。
F1観戦の趣味が仕事の強みにも。
F1の観戦が趣味です。実はF1観戦の趣味は、仕事の場でも生かされています。F1のマシンはエアロダイナミクス(空力学)の技術がふんだんに使われているのですが、こういったプロレースでのメカニズムは市販車にもフィードバックされております。近年ではSUBARU車も空力に注力しており、空力テクスチャやエアアウトレットなどの技術が、車種の特性に合わせて採用されています。F1観戦を趣味としているからこそ、市販車の空力パーツにも興味が持てて、エクステリアの特徴をご説明する際も、原理を知っているため自信をもってお伝えすることもできます。なので、お客様から「なるほど」と納得のお声をいただくケースもあります。興味のあること、趣味、知っていることは確実に「強み」になります。
少しでも素朴な疑問を抱いたら、それを無視せずスッキリさせてほしいと思います。それは仕事の場でも、就職活動の場でも同じです。勇気をもって聞いてみることは、今後、絶対必要になると思います。働くうえで「自分には何が合うか」を考え、時には人にも聞いてみてください。
入社時にクルマの知識がなくても大丈夫です。一つひとつの疑問を逃さないようにするのと、納得するまで質問するようにしていれば、色々なことが自然と身についてくるはずです。
たくさんの方にサポートされて今の自分があります。今度は自分がサポートへ回る番ですので、素直な気持ちで奈良スバルへ来ていただければと思います。
Copyright©NARA SUBARU All rights reserved.