スタッフ通信
[2021.02.01]
スバル車の豆知識!!
いつも奈良スバル生駒店スタッフ通信をご覧いただき誠にありがとうございます。
生駒店サービススタッフの藤田悠斗です!!
突然ですが!
寒い日にエアコンで室内を暖めると、外との気温差でフロントガラスやウインドゥが曇って、
なかなか出発できないといった経験はありませんか?
今回は、そんな冬の困りごとを解決するために備え付けられた「車両湿度センサー」についてご紹介します。
→ 車両湿度センサーとは、車両室内の湿度を把握することで、空調装置をより緻密に制御し、
無駄なエネルギー消費を抑えながら、運転視界と乗員の快適性を高める装置。
ドライバーの左膝あたりのスリットが入っている部分に装備されています。
寒い日に急いで室内温度を上げようとする時は、内気循環モードにして外の冷えた空気を遮断し、
車内の空気を循環させることで早く室内が暖まります。
しかし・・・
内気循環モードでは乗員の汗や呼気などにより室内の湿度が外より高くなり、
ガラスが結露して曇ってしまいます。
SUBARU車では車内を温める際、内気を循環させるだけでなく車両湿度センサーが車内湿度を計り、
その情報をもとにエアコンを制御するコンピューターが外気を必要な分だけ取り込んでいます。
内気と外気をミックスすることで、ガラスの曇りも抑えつつ、車内も暖めることができるのです。
車両湿度センサーのようなクルマの空調装置はメーカーの思想によって制御方法が異なりますが、
SUBARUが空調装置を作るうえで、重視したのが「視界確保」です。
快適性を向上させるためのパーツにも、安全性を第一に考えるものづくりはSUBARUならではですよね。
本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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